身長を伸ばす方法(小学生・中学生・高校生・大人)

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【基礎知識】なぜ身長に差ができる?どうすれば身長は伸びる?

本当に身長を伸ばす方法はあるのでしょうか。とにかく子どもは高身長になってほしい、少しでも高くなってほしいと願っている方は多いでしょう。

 

身長が低いことでやりたいスポーツをあきらめてしまう、といったことにならないためにも、なんとか身長を伸ばしたいものですね。

 

同じ年に生まれた子であっても、身長に差ができてしまいます。よくあるのは「パパもママも背が低いから仕方ない。」という遺伝のせいでの諦めです。

 

しかし、両親ともに背が低めでも、なぜか背が高い子もいます。身長が高くなる要因は単に遺伝だけではなさそうです。

 

実際には、遺伝の影響は20%〜30%といわれています。

 

身長が伸びるメカニズムを知り、それに応じた対策をすることで、身長を伸ばせる可能性は高いのです。身長を伸ばす方法を実践するには、できるだけ早い段階でスタートするに越したことはありません。

 

身長が伸びるメカニズム

身長が伸びるとは、そもそもどういうことでしょうか。身長が伸びるということは、つまり骨の成長があるということです。成人の身体には、206もの骨が組み合わさって存在しています。

 

子どもの時期には、この組み合わさっている部分のつなぎ目に近い部分に軟骨のラインがあります。このライン上の部分は、骨端線あるいは成長線とよばれています。

 

骨端線の部分は増殖し、やがて固い骨になります。固くなることで骨が長くなり、これが骨の成長になるわけですね。ただ、この増殖は背骨、大腿骨、脛骨、腓骨に起こる必要があります。

 

大人になると骨端線はまったくなくなります。そして骨端線はなくなると、二度と復活しません。

 

固い大人の骨が増殖して伸びることはないのです。そのため成長期前、成長期の骨端線がある間にしっかりと軟骨を増殖させる必要があるわけですね。

 

一般的に、骨端線がなくなるのは男性なら18歳、女性なら16歳といわれています。そのため、この時期に背の伸びが止まってしまう方は多いでしょう。

 

例外として男性でも成人後25歳ぐらいまで、女性は23歳ごろまで骨端線が残ることもあります。

 

ただ軟骨の増殖を促すには、成長ホルモンが必要です。成長ホルモンが肝臓に送られ、そこでできた成分ソマトメジン‐Cによって軟骨部分の増殖が促進されているのです。

 

低身長の原因には、成長ホルモンの分泌不全などもあります。つまり、身長を伸ばすためには軟骨の増殖→硬化を成長ホルモンで促す必要があるわけですね。

 

つまり成長期とは何?

成長期とは、身体が形成される時期です。3年ほどとなることが多く、男子なら11歳〜13歳、女性なら10歳から12歳の期間を指します。ただこれは個人差もあるものですから、必ずこの時期でないと背は伸びないという意味ではありません。

 

成長期には、男子なら年間8〜9cm、女子なら7〜8cmほど伸びます。この後も成長は続きますが、伸び率は徐々に落ちていくのです。この間に栄養バランスのよい食事、成長ホルモンのための睡眠、適切な運動をすることでしっかり身長を伸ばせる可能性が高まるでしょう。

 

成長期=思春期ではない

一般的に、思春期と呼ばれる時期に外見が変化するといわれています。そのため成長期=思春期と考えられているのです。

 

しかし、見た目(あるいは声変わりや初潮などの身体の変化)が表れたときには、思春期は後期となっており成長がもうすぐ終わる時期の目安と考えたほうが良いのです。

 

また成長期に伸びる身長の伸び幅は、個人差は少ないといわれています。

 

男子なら25p、女性なら22p程度が目安です。ということは、成長期の前の思春期の始まり、10歳ぐらいの時点での身長がその後の身長の基本となってしまうと考えておきましょう。

 

10歳までに身長をいかに伸ばせるか、これが高身長のキーポイントなのです。

 

成長ホルモンを左右するものとは?

成長ホルモンは、シンデレラタイム(22時〜2時)によく分泌されている、その間にしっかり睡眠をとることが大切というのはご存じの方も多いでしょう。十分な睡眠時間が取れていないと、それだけ成長ホルモンが分泌しにくくなるのです。

 

思春期の女子にありがちな、過剰な食事制限も栄養不足で成長ホルモンの分泌を止めてしまうことがあります。「それならとにかくいっぱい食べればよいのでは?」と過食に走ってしまうと、肥満となってしまいます。

 

成長期に太っていると、脳は「もう十分に大きくなった。」と判断し、成長ホルモンの分泌量を減らしてしまうことがあります。

 

身長が伸びる前に脳が身体はもう十分に大人だと判断してしまうと、思春期を早く迎えてしまい、身長が伸び切る前に成長期が終わってしまうということになりかねません。食事はとにかく栄養バランスをとって、きちんと食べることが身長の伸びには間違いなく重要な点です。

 

成長の鍵「アルギニン」とは?

骨を伸ばすという観点から、とにかくカルシウムを摂るというのが身長を伸ばしたいときには必要な栄養素と考えられていました。しかし、高身長になるためには一つの栄養素だけを徹底的に摂ればよいというものではありません。

 

カルシウムをしっかり吸収するためのビタミンD、さらに成長ホルモンの分泌を促すアミノ酸も大変重要になってくるのです。

 

アミノ酸、その中でもアルギニンは成長ホルモンの分泌を最も促すと、注目を浴びています。アルギニンを成人は体内で合成できますが、子どもはほぼ合成できません。成長ホルモン分泌不全症の場合、アルギニンが治療法として投与されています。

 

アルギニンを多く含む食材には、大豆類、肉類(ゼラチン)、魚介類(えび、まぐろ)、ナッツ類、牛乳、チーズ、レーズンなどが挙げられます。こういった食品をしっかり摂取するとよいのですが、好き嫌いもありますよね。そんな場合には、アルギニンを配合しているサプリでサポートする方法がおすすめです。

 

カルシウムでは背は伸びない?!

実はカルシウム自体には「身長を伸ばす効果」がないのです。カルシウムは骨の強さを左右します。身長を伸ばす土台となるわけですから、重要な栄養素です。しかし、ひたすらカルシウムを大量に摂れば背が伸びるというわけではありません。

 

他の身長を伸ばすために大切な栄養素

マグネシウム、ビタミンD、たんぱく質、亜鉛なども、身長を伸ばすためには積極的に摂取したい栄養素です。マグネシウムは骨を強化するだけでなく、血管を広げて固まらせない作用もあります。

 

ビタミンDはカルシウムの吸収率を高めます。さらにカルシウムが骨に沈着するのを助ける作用もあるので、カルシウム+ビタミンDを常に意識しましょう。たんぱく質は、アミノ酸が構成して作っています。

 

たんぱく質は成長ホルモンの分泌を促す作用もあります。亜鉛はたんぱく質の合成を促進、免疫力も高めます。

 

小学生が身長を伸ばす方法

小学生の間、特に10歳になるまでの間にしっかりと身長を伸ばしておくことが、その後の身長を左右するわけです。ただ、成長期が終わりを迎えたであろう時期に、身長を伸ばす方法を実践するよりも、効果が出やすいことは間違いありません。

 

  • 睡眠をしっかりとって成長ホルモンの分泌を促す
  • 無理なダイエットを避ける
  • 太り過ぎないようにバランスよく食事する

 

この基本を守って、8歳から10歳の間は、成長サプリ、身長サプリと呼ばれる栄養補助食品を摂取することもおすすめです。

 

中学生が身長を伸ばす方法

男子の場合は、中学に入ったばかりの13歳ならまだ成長期の段階ではあります。そのため、運動、サプリなどを積極的に取り入れることでしっかり伸ばせる可能性は高まります。女子の場合は12歳で、成長期が終わってしまっている子も多く、伸び率はガクンと低くなっているはずです。

 

ただ諦めてしまわず、運動が苦手、またはできないなら、ストレッチを取り入れる、食事バランスを整えるなどはすぐにでもトライできるでしょう。身長サプリにも様々な種類があり、成長期後期あるいは成長期が終わった可能性が高い中学生や高校生向けのものもあります。

 

サプリを意識して選ぶことで、結果に結びつく可能性も高いでしょう。

 

高校生が身長を伸ばす方法

一般的に成長期は終わってしまっている時期ではあります。しかし軟骨の集まりの骨端線がある限りは伸びるわけですから、諦めないで食事バランスなどを徹底しましょう。成長のラストスパートともいえる時期です。

 

骨端線は、小児科や整形外科によってはレントゲンで確認してくれる場合もあります。しかし骨に異常がある場合しか調べてくれないところもあるので、事前に確認しましょう。

 

大人が身長を伸ばす方法

大人になると、もう身長の伸びは止まってしまったとあきらめるしかないと思っているのではないでしょうか。骨を伸ばすというのは、骨端線がなくなり固くなってしまっているともちろん不可能です。

 

しかし、歪みや縮みを矯正できれば結果として身長が長くなる場合があります。

 

O脚、猫背など背を小さくしてしまっている要因は少なくありません。自分でまずストレッチなどを行ってみましょう。姿勢を矯正するという点からは、ヨガやピラティスなどもおすすめですよ!

 

年代にあった身長を伸ばす方法をできるだけ早くスタートしよう

年齢に応じた身長を伸ばす方法を取りましょう。特に、小学生、中学生は、対策をとれば結果が出やすい時期です。

 

また運動、睡眠、食事など実行しやすいものからすぐにスタートできます。身長は見た目でのコンプレックスとなりやすく、自信を持って生活できるかどうかを左右してしまうことがあります。両親どちらも低いから、と諦めずサプリなども取り入れて生活習慣を見直しましょう。